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ケース(5)
アパート・ マンション・ビルのオーナーであるあなたの件について申し上げておきます。
資産の運用を考えていた貴方は、色々と検討した末に、収益物件を手に入れました。 通常の利回りというものは、年間の賃料収入を、購入価格で割れば算出できます。 例えばあなたが1億円の収益ビルを手に入れ、年間賃料が1,500万円入るとすれば、 (15,000,000÷100,000,000)x100=15% となります。
1億円が購入価格であれば、他に以下の様な費用がかかります。 物件の評価額にもよりますが、安く見積もって、
| ・仲介手数料(購入価格×3%+6万円と消費税) |
約320万円 |
| ・登録免許税(物件評価額に応じて) |
約 70万円 |
| ・不動産取得税(物件評価額に応じて) |
約160万円(合計) |
| ・固定資産税や都市計画税の引継(税額×月割り) |
約 50万円 |
例えば上記の合計で約600万円になり、他にエレベーターの点検・保守等で300万円かかったとすれば、900万円程度となり、購入資金としてプラスすべきです。 更に賃料も常に満室の100%と見るべきではなく、70〜80%と見ておくべきで す。 その上でミニマムの収益率を算出すると、 (10,500,000÷109,000,000)x100=約9.6%になり、 年間の固定資産税を控除すると8%台になってしまいます。
築年数の新しい物件であればまだしも、昭和時代に建築された物件であれば、エレベーターだけでなく、屋上の防水工事や給排水等、修復するべき個所が出てくるものです。 毎年100万円、200万円と経費がかかれば、更に収益率(利回り)は悪化します。 全額自己資金で購入したのであれば良いですが、金融機関からの借入があれば、 計算が大きく違ってくるのは当然の事です。
不動産投資は株などよりはリスクが小さいと言われますが、この様な物件を購入した 貴方は、ご自身の自宅まで売却しなければならない事態に陥っていませんか? 収益物件を購入し、賃料でローンを完済した後、その賃料で楽しく老後を生活出来る。 「年金など貰えなくなっても賃料が入るから自分は大丈夫。」などと考えていた貴方は、老後どころか、現在この厄介な物件が悩みの種になっていませんか? 貴方のアパートが50〜60%の賃料しか入ってこない、あなたのビルが購入当初、 上場企業が一括借りをしていたので安心していたが、不況の煽りを受けこの企業との契約が終了し、その後50%もの空室率になってしまっている。 親の代から持っていたビル等が、空室が多く修繕が出来ないあなたetc・・・
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